「 Kleinod'z 」の世界とお話
「Kleinod'z (クライノーツ)」の舞台。創造神アステラによって誕生した、蒼く澄んだ広大な海が広がる星。東西南北4つの大陸と中央の幻の島から成る。
西-ノインシュテルン
北-ルフトガルム
東-葻(ふう)
南-アヴェニメール
中央-アーカディア
西の国の王位継承者フィリア。僕はよく夢を見る。「ここで待ってる」と誰かが告げ、手を伸ばす。 妙に現実味のあるその夢とその場所はどこかにある気がした。この目でその場所を探すこと、王位継承者として国を知るために、従者をひとり連れ旅に出た。 旅の中で知る国の真実… 出会った人々との繋がりを経て困難に立ち向かう…剣と魔法のファンタジーの世界 「Kleinod'z」 最初の物語―
UPDATE|2024.6.30 ─ NOVEL 第13話 公開2024.6.20 ─ NOVEL 第12話 公開
第1部の舞台。9つの宝玉によって平和が約束された地。緑に恵まれ草木が美しい国。自然を司る6つの魔素〈エーテル〉を媒体にした魔術が発展している。かつて、天使と呼ばれし白き一族〈ディアマ〉と、悪魔と呼ばれし黒き一族〈アザエル〉と言う特殊な一族が存在していたが…?
かつて氷に覆われたその地は、1人の剣士によって平和が齎されていた。主人公、北の国の王子のフェリークは焔の剣士の末裔。 焔の聖剣〈グズル=フラム〉を授かり国の平和を祈る為の遠征に出る。 異国の少女「牡丹」との出会い、国を脅かす存在、自国から各地を取り巻く戦いへとなる…「LINK」から2年後の世界、心の焔を燃やす王子のお話―
UPDATE| 更新までお待ちください!
第2部の舞台。北の大陸に在する科学と学問の国。焔の剣士と星天使の伝承が受け継がれている。剣士は氷に覆われ滅亡しかけた北の地を、人々の思いを束ねて焔を生み出し救ったのであった。やがて、その想いは星となり星天使と共に夜を照らした。
フェリークにより、事態は終息したと思われていた―東の国「葻」で生まれた牡丹は、秘めた「力」により身を狙われていた。亡命した牡丹は、フェリークとの出会いにより笑顔と人を信じる事を取り戻す。立ち上がった牡丹が、戦いが続く故郷を救うため、そして大切な人を取り戻すために、東の地に旋風を吹かせる物語。第2部「BLAZE」に続く、牡丹を視点に展開する3つ目のお話。
第3部の舞台。趣のある独特な文化を持つその国は争いが絶えない。「東の地」には国の四方に眠り、その地を守護する神獣が存在した。3つは「葻」に独占され、残された1つは「燐」のものとなる。力の奪い合い…そうして、東の大陸は2つに分裂してしまった。
南の国の皇子として不自由なく生きてきたラジエル。次期皇帝であり平和の象徴「維持神〈ヴィシュヌ〉」を宿す彼は、良き皇になるため日々鍛錬を重ねてきた。皇太子として遠征の旅に出た彼は、負の感情と戦いによる強さを求め邪神となった者たちとの戦いにより「真の王」とは何かと葛藤しながらも己を高めていく。第1部「LINK」から4年後の物語―
第4部の舞台。そこは強い日差しが大地を照らし、砂や岩に覆われながらも活気に満ちた南の大陸。過酷な環境故に閉鎖的な国であり、愛国心が強い国民によって独自の文化を持つ。人々を導き独自の文化を生み出してきたこの国は、4神に選ばれし4人の神官によって保たれていた。
Kleinod'z 始まりの物語「LINK」から17年後の未来の世界。西の精霊の森ではロレッタ、東の瑞雨の森ではローレンスがそれぞれ目覚める。彼女(彼)らには記憶が無い。覚えている事は、お互いの大切な人の名と自身に刻まれた使命。大切な人に名を伝える、国を巡り歴史を綴ることで、自分たちの「こころ」を埋め人々の思い(歴史)を刻んで行くのであった。ロレッタとローレンスそれぞれの視点で語られる、Kleinod'z 最後の物語―
第5部の鍵となる場所。蒼き星〈アステラ〉の記憶を司る神が眠る場所とされ、星の真ん中で人々を見守っている。その地は「幻の楽園」と呼ばれる。星の記憶を守りしその島、緑の守護者を送り眠りにつく。四方の記憶の欠片が集いし時、幻の島の道は示される。